Menu
 > 作品
 > マ行
 > 魔女の宅急便(2014)
 > にょろぞうさんのレビュー
魔女の宅急便(2014) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 魔女の宅急便(2014)
製作国
上映時間108分
劇場公開日 2014-03-01
ジャンルドラマ,ファンタジー,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 偉大なるオリジナルと比べない様に見ようと思いながら見たが、それにしてもオリジナルより優れた所が何一つ無かったのは驚いた これは何よりも「魔女の宅急便」という傑作ファンタジーと清水崇と言うホラー映画の監督との相性の悪さが一番だと思った 時々見せるホラー風味な演出もいちいち気に障る ストーリーがアニメとまったく違うが、そこは全然かまわないのだがここまでオリジナルよりも良い所がないと、だったらオリジナルのストーリーを忠実にコピーしたほうが良いじゃんって思ってしまう 自分たちの物語で作るのなら、せめてオリジナルの一部は越えようとする気概がほしい CGが拙いのは味だとして許せても、ロケ先の古い街並にとってつけたような可愛い装飾とか安物映画臭がプンプンしてしらける 冒頭のキキが旅立つまでの説明が長い みんな既に知っている話なので、なるほどと思わせる知らない情報が無ければくどくど説明する意味が無いじゃないか キキが宅急便を始める所以もただの思いつき オリジナルのたまたま荷物を運んでみたら皆に喜ばれたみたいな展開が無いならば、もっと納得出来る理由にするべきだ オリジナルを越えようという気概が一切無い 設定がすでにオリジナルに負けているならば新たに映画化する意味がないじゃないか キャストのキャラ付けとか誰一人オリジナルを越えていると思ったキャストがいなかったのも最悪 ジジが唯一オリジナルに近いキャラだが、最後にただの猫に成るという哀しさも無い あくまでも猫は猫でヒロインがコミュニケーションがとれただけで最初っから普通の猫だったみたいな、実はこれが大人になるってことだよみたいな哀しさがオリジナルにはあった ラストでキキが飛べる様になる瞬間もまったくタメがなくカタルシスがない ジブリのアニメはタメてタメて「飛んだー!」みたいなカタルシスに溢れている 歌う事を失ったシンガーが歌う瞬間もまったくタメが無いので「なんだこれ?」って感じ ことカタルシスに関してはオリジナルがカタルシスのテンコ盛りだったのに足下にも及ばないのはわざとなのか? ならば最低だというしかないかな
にょろぞうさん [ブルーレイ(邦画)] 4点(2014-10-10 18:53:00)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 21件
作品の平均点 5.19点
作品の点数分布
000.00%
114.76%
200.00%
329.52%
4419.05%
5523.81%
6628.57%
714.76%
814.76%
900.00%
1014.76%
作品の標準偏差 1.84
このレビューの偏差値 46.49
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
魔女の宅急便(2014)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS