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名探偵コナン 異次元の狙撃手 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 名探偵コナン 異次元の狙撃手
製作国
上映時間110分
劇場公開日 2014-04-19
ジャンルサスペンス,アニメ,シリーズもの,犯罪もの,ミステリー,青春もの,TVの映画化,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》  なるほど、確かに他の方の仰る通り、世良さん、FBIのジョディ、FBIのオッサン、スバルさん、赤井シュウイチ氏、等々の恐らく原作でエピソードがあったであろうメンバーとコナンとの関係を知らないと、え??となってしまう。「まあそういう人なんだろう」と深く気にせず見るのなら良いが、恐らく原作を知っているか否かで面白さに差が出ると思われる。原作未読、というか一部読んだけど忘れた私としては、何でコナンとジョディがこんなガチな協力関係なんだ?世良さんが他の面々とは違い小学生であるコナンを対等な関係と見ているのは何故だ??スバルさん、何で新一の家に普通に居候してるんや???ていうかあんたナチュラルにスナイパーなんか????コナンはスバルさんが普通に狙撃してんの見ても全く驚かないのか?????等々、不思議に思ってしまう。そして彼らの登場割合がとにかく多いことから、彼らへの思い入れ、というかバックグラウンドの知識がそのまま面白さに直結すると思われる。

 推理パートは、う~んあんまり・・・。アニメ故の多少の不自然さや演出上の都合はまあしょうがないとしても、度がすぎるとさすがにアレ?と思ってしまう。情報が無さすぎて推理もクソも無いとはいえ、「五角形に見える。これはさすがに偶然ではあり得ない」は、いつになく根拠が弱いというか、せめて星形部分まで推理してから行動に移してほしかった。また、何か物足りないと思ったら、お馴染みのコナンvs犯人の対決シーン、推理ショーシーンが無い。コナンの推理力見せつけ、小学生であるコナンしか手にし得ないヒント、点が線となる瞬間、「江戸川コナン、探偵さ」、はコナン映画の花だと思うが、今回のコナンは基本的にサポートの立ち回りで、どれも無かったのが寂しい。

 アクションパートは、コナンのスーパージャンプからのオーバーヘッド、スケボー、蘭の格闘の映像は良かった。もはや蘭だけでなくコナンも人外だが、まあ映画の演出ということで・・・。ただ展開としてはやはり不自然さが拭えず、蘭の格闘を見せるためのご都合展開に見えてしまう。それまで全然本筋に関係なかった蘭たち一行が唐突にベルツリーに行き襲われる展開、それまでスナイパー推しだったのにいきなり人質を取って銃で威嚇するという超ベタなムーブを繰り広げる犯人・・・そこまでして格闘シーンやコンビネーション技を見せようとしなくても良いのになあと思ってしまった。
53羽の孔雀さん [DVD(邦画)] 4点(2019-01-24 01:49:50)
その他情報
作品のレビュー数 12件
作品の平均点 5.17点
作品の点数分布
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100.00%
200.00%
318.33%
4325.00%
5433.33%
6216.67%
718.33%
818.33%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.34
このレビューの偏差値 43.54
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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