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《ネタバレ》 いかにも1992年に撮られた映画、という感じ。いわゆる「西部劇」を期待して観てはいけません。
西部劇お馴染みの銃・馬・カウボーイ・駅馬車・保安官・名ガンマン・復讐・酒場…等は登場しますが、その中身というか主張内容は全く違うものとなっています。それらの道具を使って現代の価値観に合わせて作った、という感じ。黒人差別を全く描かず、触れもしない点、銃を構えてからぐだぐだ喋る点、教育的?というかメッセージ性が強い点などがやはり違和感がありました。 この映画の設定が「もし2013年が西部開拓時代だったら」とかいうものなら「現代の価値観だとこうなる」というのが通りますので、良い作品だったと思います。 また、馬や銃の扱い方ももうちょっと練習してくれよ・・・とも思いました。 スタッフやキャスト的な面では、まさにイーストウッドだな~という感じ。映画終盤までは地味~に立ちまわっておいて、最後にドカンとかっこいいシーンをもってくる、みたいな。パーフェクト・ワールドとかグラン・トリノに通じるものがありますね。 【53羽の孔雀】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-12-14 23:38:17)
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