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カラミティ・ジェーン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 カラミティ・ジェーン
製作国
上映時間103分
劇場公開日 1955-06-07
ジャンルコメディ,ウエスタン,ミュージカル
レビュー情報
《ネタバレ》 ミュージカルはもちろんですが、その他に強く目を引くのが恋愛要素。本作では男女間の友情・女同士の友情と嫉妬・友人の想い人を好きになる・友情から恋愛へ、さらには男というものは・女というものは・・・といった恋愛テーマにありがちな細かい心理描写が盛り込まれていて、一風変わった作品となっています。
 西部劇の恋愛といったら一目惚れ→男は我を通し女は尽くす→女が惚れてハッピーエンド、あるいは一目惚れ→男は男らしく女は女らしく→結ばれてハッピーエンド、というシンプル~な印象が強かっただけに、細かい心理的なやりとりは新鮮でした。あのビル・ヒコックとカラミティ・ジェーンが恋愛においては敗北するというのも面白い。最後の御者の「まったく女ってのは」という台詞はナイスですね。まるで下着姿のようなシカゴのアイドルの写真に群がる男達を見てカラミティは「まったく男ってのは」と言いたかったに違いないw
 上映時間が101分でさらにミュージカル部分に時間を使わざるを得ない中、カラミティの小屋でケーティー・ビル・少尉ら3人の心理を一気に動かすシーンをもってきたのは見事だと思います。前半はミュージカル強めで後半は恋愛強め、そんな作品でした。
53羽の孔雀さん [DVD(字幕)] 7点(2014-04-12 04:31:33)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 13件
作品の平均点 6.38点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.74
このレビューの偏差値 61.30
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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