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《ネタバレ》 前半部分は異文化の物語に引き込まれました。生涯忘れてはいけない授業は
宗教と言う枠組みを超えて存在しえる息子を思う父の気持ちであり威厳であり 世代間の価値観の違いなど今の日本ではほぼ消えた文化や考え方でありそこから感じる物も多い。 漂流シーンになってからは映像美で乗り切っている感じ、つまらなくはないが。 最後のオチの部分は、正直皆があれこれ推測するような話しには思えなかった。 辛く直視できない現実の記憶を映像美のように綺麗に面白く装飾した。そういう事だろうと。 あれこれ考えるのは深読みしすぎな気がして好きではない。 どちらの話が好きかと問われると、私は後者の話の方だ。辛いが。 しかし、それを踏まえて生きる上で頭の中の妄想を作って生きて行く姿そのものにこそ共感を覚える。 最後にこの映画には日本人と言う設定の者が出てきますが、制作者はまるで日本人を理解していない。 そう感じました。日本人なら日本人を使えという意味ではありませんし映画の評価に 影響する所ではありませんが、日本人としてそう思いました。 【デミトリ】さん [DVD(吹替)] 6点(2016-12-06 10:25:33)
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