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《ネタバレ》 いままで触手が伸びませんでしたがついに鑑賞。私も自由な解釈で自由にレビューしたいと思います。
まず映像美と世界観はまあまあでした、やはり今更32年前の映像を観ても感動は薄いです。街中で銃を撃ってもパニックにならないなど演出面も粗が目立ちますが、情緒的・官能的な余韻を残すという意味ではTOPレベルの映画ではあります。コアなファンがいるのも納得です。 ストーリーも判りやすく、レプリ達の心の動きも素晴らしいものです。人間以上に人間らしいロボット。ここに焦点を絞ったのは大正解だったと思います。前半でレイチェルが涙を流すシーン、ラストでのロイの台詞などホントに素晴らしかったです。 以下、減点理由を書いておきます。まず4年の寿命にしてしまったことは大きなマイナスです。すぐ死ぬんですから追う必要性が無くなってしまいます。(しかし不死にすると生への執着という意味で矛盾が生じてしまいますので、どちらがイイのかは安易に言えそうにないが) あと、これほど精巧なレプリが作れる未来なのにこの町の状態、そして住民が把握できない管理体制はかなりの矛盾ですね。これらの点は映画以前の問題ですので、ぜひ最新技術でリドリー監督にリメイク版を作って頂きたいものです。 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-09-21 15:35:50)
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