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《ネタバレ》 個人的にマーベル系は嫌いなので、、ヒーロー物でどちらか選べといわれたら迷わず本作を選びます。結構面白いのにこの低評価はおそらくマーケティングミスのせいでしょうか。例えるなら映画館だと思って入ってみたら大学の図書館だったような感じで、、今日は本じゃない、チャラい映画が見たかったんだよ。シンプルにそういうズレが低評価の理由ではないかと思われます。
前述の通り、個人的にはマーベルのような派手で現実離れしたヒーロー物は嫌いなので重厚な流れは評価できます。しかしM・ナイト・シャマランの作品にしてはドラマチックな演出が少なく、おまけに話は暗く停滞気味、そもそもストーリー自体大して面白くないのが致命的です。音楽やセリフを排し映像や表情など情緒的な雰囲気で見せる作風は嫌いではないのですが、本作ではシックスセンスのようなわかりやすく心に訴えかけるような演出が少なかったように思います。サービス精神が足りないというか真面目過ぎるというか、とにかくそのような印象を受けました。本作と同じ路線である「ダークナイト」ノーラン監督がいかにバランス感覚とエンタメ感覚に長けた監督であるのかがよく判ります。 ただ、ラストの握手ネタは素晴らしかった。わたしゃ監督の意図する通りに騙されましたよ。息子に新聞を見せる流れも最高でした。これら一連の結末が良かっただけに、全体的にもう少しドラマチックな見せ場を用意してくれていたらもう少しは高評価を獲得できた作品かもしれません。個人的にはM・ナイト・シャマラン監督のファンですのでスプリット、ミスターガラスも見る予定です。ただ、本作はまあまあかな。。 【アラジン2014】さん [地上波(字幕)] 6点(2024-08-05 15:47:59)
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