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評判が良かったので鑑賞しました、まず第一にゾーイ・デシャネルが可愛すぎる。ホントに人形のような可愛さ、コレに尽きます。この子に振り回されたら男はみんな壊れますよ。。そしてラストが酷すぎる。ある意味コレしか落とし所はありませんが、コレではあまりにも残酷だ。モテる女に振り回された普通の男の悲劇です。立場が逆だと非難轟々でしょうおそらく。
ただし、もう少し内容を深読みすればサマーは最初から付き合う気はないと公言しているし、そもそもトムのことを好きですらなかったかもしれません。要するに彼女は最初から恋愛なんかしておらず、そういった意味では「これはラブストーリーではない」は正しい。トムの勝手な思い込みや勘違いから男が自爆したにすぎません。トムのような、こういう男は意外と少なくない。ある程度経験豊富な大人の男性でしたらこの映画のトムの痛々しさや稚拙さは容易に理解できると思います。若い時の男って多分みんなこんなもん。男でしたらおそらく皆さん思い当たる節があるはず。 そういった観点でこの映画を見ると途端に逆転現象が起きてきます。サマーのほうがずっと大人で、そして実は心の内に傷つきたくないから愛を信じないフリをしている可哀そうな女性像が見えてきます。もし仮にトムが百戦錬磨の大人の男性であれば彼女の強がりを理解し包み込んだでしょう。そうなれば結果は違う形になったかもしれません。そう考えるとなかなか奥深い映画だったと思います。 で、お互いに得るものがあったのか?彼は彼女のおかげで仕事や人生に真剣に取り組む意味を理解したし、彼女は彼のおかげで真実の愛を見つけることができた。真理にたどりつくのがなぜ自分の時じゃなかったのか?それは男が幼かったから。残酷すぎますがこれが人生だし、、運命とはこういうものでしょう。意外と深い。 考察すれば確かに深く考えることができるのですが、でもまあ・・ あんまり面白い映画ではなかったと思います(笑) 特別悪い箇所も見当たりませんが、ライブラリーしたいほどの魅力も感じませんでした。ある意味一番微妙な(どうでもいい?)5点といったところです。サマーの可愛さに免じてオマケの点数です。最後に一言いえるのは「モテない男はこの映画で女心を勉強すべき」ということ。 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-09-25 15:20:42)
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