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《ネタバレ》 マイケル・ジャクソンのコンサート的にTHIS IS ITを訳すと「これだよコレ!(これしかないでしょ!)」的な意味になると思いますが、、これが結構クールな題名です。
メイキングビデオのマイケル・ジャクソンは非常に物腰が柔らかく誰にでも優しくて驚きました。この映画のおかげで彼の普段の雰囲気を感じることができて素敵でした。反面「キング・オブ・ポップ」としての重圧や苦悩、クリエィティブな部分も含めたった一人で全てを背負っていたという物悲しい一面も垣間見えました。もしも自分が彼の立場だったら南極基地か宇宙ステーションに逃げこむと思います。。 この重圧、プレッシャーの中でも彼自身は自分に天才的な才能があることを知っていただろうし、それを表現する生き方を選んだのだと考えると素直に「偉い!」と感じてしまいました。印象的だったのが、リハーサルではあっても場の中心にいるMJ本人が一番忙しくて大変なハズですが、周りのどのダンサーよりも息が上がっていない、ブレイク中には本当に微動だにしないのです。この点は心底驚きました。 他のレビュアーも指摘しているように映画としてはイマイチですが、完璧主義のマイケル・ジャクソンがおそらく見せたくなかったであろう、コンサートの裏側(メイキング)が見られたという意味では価値があったと思います。また、マイケル・ジャクソンに関わる全ての人達が本当に一流の人達ばかりで、そしてその彼らがマイケル・ジャクソンと関われただけでもう何もいらないという趣旨の話をしているのには感動を覚えます。やはりMJは本物の「キング・オブ・ポップ」なのを痛感しました。 【アラジン2014】さん [地上波(字幕)] 7点(2024-07-30 16:01:16)
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