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《ネタバレ》 ネタバレすると残念なので前知識無しで見ていただきたいのですが、、「最後のBOOK」といえばアレだろうなと安易に想像できてしまいます。また、盲目かどうかが議論になっていますが、途中から出てくる盲目の母(ジェニファー・ビールス)の演技と比較すると主人公が盲目でないのは明白だと思われます。主人公は対象物にシッカリ視線を送り、そして目を見て話しています。
ラスト付近に賛否あるようですが神の啓示のまま西へ歩き、主人公がココだと思った場所が到達点なので、それはそれでOKだと思います。そして友は友の意思を引き継いでまた旅立ちます。いくつか難をいえば主人公がなかなかしぶといのは「何か特別なものの力が働いている」で一応納得できますが、超人的な強さの説明が一切無いのは少し残念でした。あと、30年も歩いていたわりにラストは車でチョイチョイとか・・ 重要なプロットが崩壊している箇所もチラホラ見られましたので、その点も非常に残念でした。そもそも論、アメリカを歩きで横断するにしても、30年もかかるのは違和感しかありませんよね。 マッドマックス以来のリアルな世紀末感、大ヒットゲームFO3そのまんまの描写、三蔵法師の要素も含んだ割とシンプルな娯楽作品として楽しむこともできますが、キリスト的な何か意味をもたせてそれなりの考察もできる割と幅をもった作品でした。HBOドラマ作品「ROME」のプッロ役の人含め、出演陣が割と豪華だったのも良かったです。及第点以上は十分ある作品だと思います。 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-03-30 00:50:30)
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