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《ネタバレ》 アル・パチーノは本作で主演男優賞を受賞しましたが、私の個人的意見としてはカリートの道のほうが彼らしく、そして哀愁もあって美しくて主演男優賞に相応しかったように思いました。
さてこの映画、パチーノの力の入り具合に反して内容がイマイチ伴わない映画だったと思います。パチーノの貫禄が消えずに残ってしまっており、ただの頑固ジジイに見えない点が残念でした。(何かやってくれそうな雰囲気なのにラストは大人としては至極普通の演説でした) 結果的にパチーノの成長物語だった訳ですが、この映画を高貴なものに高めている一翼に女性好きの表現の仕方があります。香りで女性を見抜けるのは素晴らしかったと思います。でもパチーノの人間性の深みには繋がっていないように感じました。 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2015-01-02 15:38:32)(良:1票)
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