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《ネタバレ》 当時「シコふんじゃった」がロードショーされ、ブレイクしまくっていた周防監督の他作品も見たいということで、レンタルショップで本作ファンシイダンスをレンタルしてきました。当時、友達と小さなブラウン管で鑑賞しましたが、腹がよじれるほど大笑いした楽しい記憶が残っています。
とにかく塩野陽平(本木雅弘)と、その弟である郁生(大沢健)を軸にした人間模様が抜群に面白いのです。修行僧の同期に珍来(田口浩正)、英峻(彦摩呂)、古参に光輝(竹中直人)らというダイアモンド布陣で、画面の見栄え、セリフの妙、棒読みのギャグなど、何から何まで面白いです。個人的な意見ですが本作の鈴木保奈美はあまり好きではありませんでした。実質的に本作を見たのは東京ラブストーリーの後な訳ですが、、最近見返してみるとやはり彼女はなかなか演技が下手なんですよねぇ・・(そりゃ、竹中直人・柄本明・徳井優、新人とはいえ本木雅弘・田口浩正・広岡由里子・彦摩呂らに囲まれるとねぇ) 皆さんも同意見だと思いますが、お寺に着いた時の身体検査、ウォークマンのカセット入れ替え事件、「雑巾が歌うか~」の足蹴事件、キャバクラに乙凸事件、ケンタッキーとマドンナ事件、トイレの取材などなど、最高に大爆笑できるシーンが多いです。特に竹中直人絡みのパートが全体的に非常に面白いですが、個人的には「なんだ・・ピンサロかよぉ。。 ・・キャバクラやで」のやり取りの後、別席にカツラ姿の光輝が居たのには心底爆笑しました。 子供っぽい部分もありますがマンガを読んで楽しめるようなタイプの方でしたら十分に楽しめるライトな感じのお寺ハウツーモノに仕上がっています。周防監督の初期作品(実質本作がメジャー初作品だと思います)ですが、彼のハウツーシリーズの中ではダントツの面白さだと思います。 【アラジン2014】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2014-07-22 18:20:24)
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