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《ネタバレ》 マラソン鑑賞中。今作はなかなか良かったです。テイストが少し現代風になっており、ベタな演出も含めて比較的ミーハーな仕上がりといえます。暴対法ができた時代&バブル絶頂期の映画で、あの当時の雰囲気がきちんとフィルムに収まっています。また、暴力団の近代化なども少し語られていて、高嶋兄と一般女子大生(海野けい子)の葛藤、髙嶋兄と母(岩下志麻)の葛藤など、人間ドラマとしても見どころが多くなっています。
バイオレンス部分では、高島兄襲撃シーンなどは雨でさっぱり見えず非常にあっさりした感じかと思えば、重田(本田博太郎)パートはゴッドファーザーでも参考にしたのか?というくらいコッテコテのバイオレンスシーンに仕上がっています。(でもこれって、この後田大戦争が勃発しませんかね?) 私の青春時代に作られた映画なので少し甘めの点数ですが、岩下志麻の安定した演技、高島兄の怪演など見所は多いです。また出演陣があまり暴力団に見えず、そういった意味でも現実的なリアルが感じられて良かったです。今作はなかなか盛りだくさんの仕上がりで、個人的には結構好きです。 【アラジン2014】さん [インターネット(邦画)] 7点(2018-07-21 12:14:46)
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