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《ネタバレ》 録画されていたので25年ぶりに見ました。おそらく絵を修正してあるようで、新作(3や4)と比べても遜色ありませんでした。
本作はトイストーリー1の物語の上に成り立っている点が素晴らしいです。持ち主(アンディ)や新しい仲間との絆ネタは前作でもう十分にやりつくしていますので、本作ではもう少しマニアックな方向にシフトしています。 実はウッディは貴重なキャラクターグッズでアンティークだった!このまさかの展開は完全に大人に向けたもので、この新設定のおかげで新キャラの愛馬ブルズアイとカウガールのジェシーも違和感なく受け入れることができました。少し浮いた存在のプロスペクターは案の定の展開を迎えますし、レアなウッディとビジュアル的に対比される大量のバズも大人が見て笑えるポイントです。おもちゃの修理職人の仕事も興味深く、大人受け必至な流れはなかなか上手い演出でした。 本作でも脚本の素晴らしさは健在で、バズたち仲間がおもちゃ屋にウッディを探しに来るだけでも面白いのに、新しいバズと悪の帝王ザーグとの因縁の対決が物語を大いに盛り上げます。厳密には純粋に盛り上がるのは子供だけで、大人はスターウォーズ丸パクリのネタに大爆笑必至なのが素敵です。エレベーターの使い方も非常にうまく、この何重にも張り巡らされたネタの数々が製作者サイドの知能指数の高さをも表していて面白いです。 新バズの退場もスムーズだし、その後の空港ネタは制作陣のテクニックが冴えわたっています。ベルトコンベアーでの対決や飛行機脱出など文句なしの最高の流れを経て、かなり強引なエンディングを迎えます。強引とはいえ綺麗に終わっているので違和感がないのも素晴らしいです。続編はコケる、という定説を覆してより面白くなったパート2でした。やはり本作も文句なし!(純粋な気持ちでは10点ですが、オッサンなのであえて8点に) 【アラジン2014】さん [地上波(吹替)] 8点(2024-08-05 14:29:18)
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