タイトル名	ライフ・オブ・パイ／トラと漂流した227日
製作国	米,台湾
上映時間	127分
劇場公開日	2013-01-25
ジャンル	ドラマ,アドベンチャー,動物もの,小説の映画化,３Ｄ映画

《ネタバレ》　なんともいえないほど不思議で、映像もきれいで、考えさせられる作品だった。いつかもう一回観ようと録画を残しておこうという気になる。何がほんとにあった事実かというのは解らないから、それはいったんわきに置くとして、作品が語ろうとしている限りでの真実を推測するとしてもやっぱり次のようになる。トラの物語は、一人で漂流をつづける間に少年が、それまでの船上での惨劇から自分の心を守るために、動物たちの物語に置き換えて作り上げたものだった。だから救出されたときの一番の感情も、そういう自分との別れ、、その悲しみ、そこからの新たな出発ということになったのかもしれない。日本の神さまとも近いはずだから、これからはヒンドゥーの神々のことも少しは勉強しなくては…と思った。なんか人間の宗教的な悲しみというようなものが、映像の美しさとともに、強く心に残る作品だった。

作品のレビュー数	116件
作品の平均点	7.33点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 1 0.86％ 2 0 0.00％ 3 0 0.00％ 4 2 1.72％ 5 5 4.31％ 6 23 19.83％ 7 30 25.86％ 8 33 28.45％ 9 16 13.79％ 10 6 5.17％
作品の標準偏差	1.42
このレビューの偏差値	53.31 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値