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母を恋はずや のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 母を恋はずや
製作国
上映時間75分
劇場公開日 1934-05-11
ジャンルドラマ,サイレント,モノクロ映画
レビュー情報
冒頭部と終末部が残存していないということで残念ながらの点数ひとつ減。

「母」を演ずるは吉川満子という女優。本作鑑賞時点では「大人の見る繪本 生まれてはみたけれど」(1932) で突貫小僧の母役と、「一人息子」(1936) でのご近所さん役をみかけただけというレベルではあったのだけれども、その後「淑女と髯」(1931) 、「淑女は何を忘れたか」(1937) 、「戸田家の兄妹」(1941) 、「長屋紳士録」 (1947) と立て続けに鑑賞するうちに、彼女が小津作品出演頻度でも2番手グループに属していたという事実に納得できるようになってくる。

成長した息子役を演じるのは「出来ごころ」(1933) での二枚目役が記憶に新しい大日方傳。彼の朗らかな目線と厳しい目線の見事な演じ分けはここでもみせてもらえるわけだがやはり物語の結末が欠損していることがどうにも悔やまれる。彼の小津作品出演はこの2本だけなのでなおさら。

んー、残念。
keiさん [映画館(邦画)] 4点(2014-04-21 09:52:09)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 5.60点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.85
このレビューの偏差値 45.35
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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