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《ネタバレ》 原作未読。百田氏であることを意識してしまうが、映画として唸るものが無かった。伝えたいことは何か。
冒頭の孫達の会話からして体が引いてしまった。説明、また説明。顔を見たこともない祖父、どんな人だったのか知りたいのはなぜか。命を惜しんだ、という言葉に、吹石がガッカリするのはなぜか。26才で逝った祖父の思い出話でなぜあんなに号泣しているのだろう。あの二人の孫に感情移入できない。 岡田の心の機微も読めない。自分の命、家族の命、米兵の命。ラストの表情は命の大切さを伝えない。 戦争ものはもともと観ないのだが、戦闘機にのって空でまで戦う愚かさ、海の上に滑走路まで作る愚かさ。ほんとうに戦争って意味がないな。 やくざさんが、たっぷり引っ張ってからの、三浦春馬ハグもわらってしまった。井上真央「約束を守った」を言いすぎる。最後に三浦春馬が歩道橋で号泣するの、明らかに変ですね。 せりふ、演出、音楽、演技、主題、それらが相乗効果で最高のパワーを出す。そんな邦画を見てみたいです。 【LOIS】さん [地上波(邦画)] 3点(2015-08-03 10:47:48)
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