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《ネタバレ》 社会問題や人間の悲しいサガをえぐる力作が多い韓国映画。
人の弱みに付け入る詐欺集団、自己主張を暴力でしか表現できない父親。深い内容なのですが、なんせ画が……。昭和のアニメのようにぎこちなく繰り返す動作、血の気の無い顔、簡単な背景、暗い画面。これはヨンサンホ監督の狙いなんですかね。なかなか物語に集中できませんでした。悲劇の娘なんて、泣くと顔が怖すぎて。いい役者揃えて実写で作ったほうが良いのでは? 根っからの詐欺師、若気の至りの牧師、ギャンブル依存症のダメおやじ、それを甘やかすダメばあさん、不幸な娘。いくらでも適任がいそうです。 信者ではありませんが宗教には関心があります。宗教が本物か偽物かは重要ではなくて、救われるかどうかが大切だと思います。三大宗教だって本物か偽物か誰にも分からないんだし。 でも、人間のすがりたい気持ちに付け入って金を騙しとるのは完全なる悪だし、娘を救うために鎌を振りかざして髪の毛をつかんでビンタするのも完全な悪でしょう。弱い人間は救われても悪人は救われないでしょう。 訂正:悪い人をも許すのが神でしょう 【LOIS】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-05-13 16:49:01)
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