Menu
 > 作品
 > ホ行
 > 冒険者たち(1967)
 > カツルギさんのレビュー
冒険者たち(1967) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 冒険者たち(1967)
製作国
上映時間112分
ジャンルドラマ,アドベンチャー,青春もの,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 初めて見たのは20年ほど前のこと。タイトルの印象からサスペンスフルな物語かと思っていたらそうでもなく、自分のエネルギーを持て余す三人の微妙な三角関係を主軸とした儚い青春もの…という印象であった。驚いたのは、感動的なレティシア水葬ののち、これでエピローグだなと思ってたらその後もテンション下がったまま30分くらい話が続いたことであった。
最近映画館で再見して、むしろレティシアの死後に、心に空洞を抱えたままに走る男二人を描くのが主題だったのかな?と感じた。初見時、ラストのドンパチは正直唐突な感が拭えなかったが、愛を無くした男たちの魂の叫びが銃声に乗り移ったのだと思えば印象的ともとれるわけであった。…よく分からないかもしれないが、書いている本人が分かっていないのだから仕方がない。
展開が間延びするようなところもあるので大傑作とは言わないが、海ではしゃぐシーンをはじめ印象的な場面も多く、継がれていくべき作品だと思う。事実上この一作で舞台を去ったシムカスについては、「惜しまれるぜ補正」が強烈にかかっていることは否定できない、が、心を持って行かれそうになる。危ない。
カツルギさん [ビデオ(字幕)] 7点(2014-05-04 20:24:21)
その他情報
作品のレビュー数 96件
作品の平均点 7.55点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
322.08%
433.12%
577.29%
61212.50%
72526.04%
81313.54%
91919.79%
101515.62%
作品の標準偏差 1.75
このレビューの偏差値 48.20
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
冒険者たち(1967)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS