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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
製作国米,カナダ
上映時間120分
劇場公開日 2015-04-10
ジャンルドラマ,コメディ
レビュー情報
《ネタバレ》  アカデミー主演男優賞を逃したマイケルキートンに、心の主演男優賞を贈りたい。彼はこの映画でとんでもなく多くのチャレンジをした。かつてのヒーロー映画で輝いていた自分を否定するかのように、いや受け入れつつも新しい自分を獲得するために。映画を観ていただければすべて説明されているが、この役を演じるために、リーガントムソンになるために、マイケル自身も多くの犠牲を払ったと感じた。エドワートノートンも素晴らしい。しかしノートンに食われることもなく、マイケルは主役であり続けた。心を持っていかれた。他の登場人物も素敵。人間的。カメラワークは長回しを多用しても映像で酔うこともなく、シームレスに人間から人間へ場面がつながれている素晴らしい撮影技術。ドラムなどの打楽器で奏でられるBGMも作品のテンポを助け、ハリウッド映画と演劇の違いを爆発させる。これらにマイケルキートンが助けられているのではなく、マイケルが牽引している。感銘を受けた。
 物語でいう比喩を映像表現にするとこうなったんだ。空を飛ばなくてもいい映画で空を飛ばせた制作サイドのセンスがすばらしい。
 で…なんで字幕がからし色なんだ?
JFさん [試写会(字幕)] 8点(2015-04-22 13:00:37)
その他情報
作品のレビュー数 79件
作品の平均点 6.38点
作品の点数分布
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100.00%
200.00%
333.80%
467.59%
51620.25%
61924.05%
71316.46%
81316.46%
9810.13%
1011.27%
作品の標準偏差 1.62
このレビューの偏差値 56.14
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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