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《ネタバレ》 名作の続編ということで、過度に低く評価していた作品。
ただ、名人 R.エドランドらしからぬ、オプチカル合成のミスマッチは気になった。 久しぶりにBlu-rayで再見し、レビューを書く気になったのは・・ 「木星の衛星エンケラドゥスに生命の可能性がある」と、NASAが会見したからである。 アーサー・C・クラークの小説を映画化した『2001年宇宙の旅』の後日譚的なこの映画でも、木星の衛星に生命が発見され 同時に、戦争直前の米ソの緊張、調査宇宙船での両国クルーの対立と協力が並行して描かれる。 そして・・・宇宙的意思から人類への警告と米ソ衝突の回避、新生命との共存が人類の未来として啓示される。 先日のNASAの会見・・このタイミングは偶然だろうか? 国が暴走した時、警鐘を鳴らし続けて来たメディアは映画だった・・ 北朝鮮とアメリカの危うい緊張情勢に対して、NASAが『2010年』に倣(なら)って発した「愚かな行為に対する警鐘」。私には、そう思えて仕方がない。 【墨石亜乱】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-04-14 18:05:21)
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