Menu
 > 作品
 > ア行
 > 杏っ子
 > 大経師さんのレビュー
杏っ子 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 杏っ子
製作国
上映時間110分
劇場公開日 1958-05-13
ジャンルドラマ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 2014年9月14日池袋・新文芸坐にて香川京子さん本人のトークショー直後の鑑賞。
代わる代わる現れる旦那候補と毎度湖畔サイクリング、自転車で走る距離で相性を表したり、夫役・木村功さんとの相性を始めから臭わせていたり、面白い作品。
役柄というか、役柄のシチュエーションが香川京子さんには珍しい。最低な夫と戦う妻。耐えるというよりも向き合って戦う感じ。
山村聰さん演じる父は非常に超越した人柄の役で、大人物。
実家が完全に避難所。父・母・弟との関係は非常に穏やかで暖かく描かれ、夫との間だけが戦場。
実は夫との争いではなく「家族は永遠」というのがテーマな気もしないでもないです。
トークショーでおっしゃっていたのですが木村功さんとのシーンは、当時映写機の関係で一回フィルムがだめになって一週間分くらい撮り直しているとのこと。
とにかくまだまだ現役の、スラリとしたご本人が観れたというのはラッキー。ちなみに香川京子さんは、自らが出演している成瀬作品の中で一番のお気に入りは「驟雨」だそうです。
大経師さん [映画館(邦画)] 8点(2014-09-15 01:05:39)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 6.80点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6240.00%
7240.00%
8120.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 0.75
このレビューの偏差値 71.43
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
杏っ子のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS