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幕末太陽傳 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 幕末太陽傳
製作国
上映時間110分
劇場公開日 1957-07-14
ジャンルコメディ,時代劇,モノクロ映画
レビュー情報
○日本軽佻派を自称する川島雄三の傑作。けれども軽佻浮薄なニンゲンにこういう映画は撮れっこない。 監督の演出に10点。フランキー堺の神がかり的演技に10点。遊郭のセットに命を与えたすべての脇役陣(石原裕次郎を含む)に10点。合計30点を献上。
○居残り佐平次が「相模屋」から逃走するのは、佐平次自身も気づいていないが、目の前に迫っている死を迎える場所を探すためである。 従って、最後の場面はこのほうがいい。幻のラストシーン(昭和32年の品川を走り去る佐平次)など不要である。
○「地獄も極楽もあるもんけぇ。俺ぁまだまだ生きるんでぇ。」の捨てゼリフは、生老病死を宿命とする全人類に共通する呪文。この呪文だけでも10点。
火蛾さん [DVD(邦画)] 10点(2015-05-11 00:12:24)
その他情報
作品のレビュー数 77件
作品の平均点 7.70点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
211.30%
311.30%
445.19%
522.60%
679.09%
71722.08%
81722.08%
91519.48%
101316.88%
作品の標準偏差 1.80
このレビューの偏差値 57.13
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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