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空の大怪獣ラドン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 空の大怪獣ラドン
製作国
上映時間82分
ジャンルサスペンス,SF,パニックもの,特撮もの,小説の映画化,モンスター映画
レビュー情報
《ネタバレ》 始まる舞台は阿蘇山ふもとの炭鉱の町。ある日炭鉱で工員が何者かに殺されてしまう。
事件のおかげで炭鉱の町でのパニック。その動揺はまさにホラー。容赦無い描写は子供向けでは無いですね。次々と人が犠牲になっていく中出てきたのはラドン…じゃない!誰だお前!虫!?ヤゴ!?メガヌロン!?
見た目はヤゴですがこれがなかなかリアルな大きさで結構怖い!しかも妙に高音な鳴き声もかなり怖い!長屋の庭を突き破っていくシーンはなかなかに迫力があり、こいつだけで映画一本できちゃうんじゃないかと思わせてくれます。
ってこんな頃から地球温暖化って言われていたんですね。

そして遅れて出てきた本作の主人公のラドンはこんなもんじゃなかった。亜音速戦闘機を撃ち落とし、主食はなんとあの人間が一匹倒すのにめちゃくちゃ苦労したメガヌロン!それをムシャムシャ食うんだからこちらとしては血の気が引きます。こんな奴に勝てるわけない!しかも2匹もいる!!!ちなみにラドンの騒動はアジア一帯を混乱させますが中国フィリピン沖縄の背景…全部絵ですね。
それでもラドンと確認するまでの卵の殻を調べたりする道のりは結構丁寧で面白かったです。

始まるラドンと自衛隊とのバトルはなかなかの迫力。もちろん見所はなんといっても佐世保でのラドンの強風アタック。風で舞い上がる瓦に看板。倒れる電車と、重量感のある特撮はかなり凝っています。凄い!
そしてラストバトルはかなり長い自衛隊の地殻変動まで起こさせるミサイル攻撃が容赦無いです。おかげでラドンは二匹共々かなしく敗れ、東宝名物「火山」の登場で映画は終了。

若干呆気なさはありましたがメガヌロン、ラドンの恐ろしさとこれでもかと味わえました。面白かったです。
えすえふさん [DVD(邦画)] 6点(2019-06-05 19:53:07)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 48件
作品の平均点 7.15点
作品の点数分布
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324.17%
412.08%
548.33%
6714.58%
71735.42%
8612.50%
9612.50%
10510.42%
作品の標準偏差 1.70
このレビューの偏差値 46.01
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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