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《ネタバレ》 醜い大人の世界に嫌気の差したオスカル少年は、3才で成長を止めてしまう。その原因を、階段から落ちて頭を打ったせいだと画策する辺りの凄さ。いかに幼少期に辛酸を舐めてきたかが分かります。大声でガラスを割る特技。これは醜い大人に対する怒りなのでしょう。オスカル少年は精神年齢だけは成長していき、次第に性にも目覚めていきます。住み込みで働くこととなった16歳のマリアとのベットシーンに絶句。3才のオスカル少年役のダーヴィット・ベネント(13)にあそこまでさせてしまうとは、さすがなんでも見せちゃうドイツ映画。日本じゃ絶対公開できませんね。芸術に対し寛容なドイツがちょっと羨ましいです。冒頭の芋畑のばあさんが妊娠するシーンから終始、クセのある演出が続いていきます。邪魔者が消えた後、再び成長を始めるオスカル少年。次世代の子供達に何を伝えていくのでしょうか?
【スノーモンキー】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-12-09 00:31:14)
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