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トリュフォーの思春期 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 トリュフォーの思春期
製作国
上映時間104分
劇場公開日 1976-12-11
ジャンルドラマ,コメディ,青春もの,学園もの
レビュー情報
《ネタバレ》 とてもリアルに、思春期の子供の生態が表現されていたと思います。まるで実在する学校を覗いているような感覚でした。トリュフォー監督、教師の経験あるのではないかと思ってしまった。子供たちも伸び伸びとしていて、とても自然でした。最近の日本の子役の演技って、変に大人びたロボットのようであまり好きではないので、本作の子供たちは微笑ましく映りました。どのように撮影したのか気になります。映画館や美容室など、子供たちがおイタをするシーンがいくつもでてくるのだが、その一つ一つがコントみたいで面白かった。虐待を受けていた子供が翌日、教室から姿を消し、「彼は今までよりは幸せな生活を送ることになります。」という先生の子供たちに向けた言葉。無責任のようだが、苦しくとも生きていかなければならない現実の厳しさがひしひしと伝わってきました。大人たちも気取ることなく時には自分の未熟さを認めながら、子供たちに接する姿に好感が持てました。本作のトリュフォー監督の映し出す人間模様は、現実的だがとても温かいものでした。
スノーモンキーさん [DVD(字幕)] 7点(2015-01-11 01:51:48)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.00
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