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《ネタバレ》 題材はおもしろかったのだけど、テレビの「世界仰天ニュース」みたいな再現ドラマを見てるようだった。
淡々としていて、ハラハラするようなシーンもあまりなく、登場人物が多くてわかりにくい。 実話を基にしてるから仕方ないのだろうけど。 でも似たようなタイプの映画のエリン・ブロコビッチはおもしろかった。 スポットライトはなぜダメなのかと考えたら、まずキャラクター。 主人公らしい主人公がいなくて、誰に感情移入して観たらいいのかわからない。 登場人物がストーリーのパーツでしかない。 また、みんな普通の人たちであまり魅力がない。 あと、わかりやすい「悪人」を登場させて「倒す」べきだった。多少脚色してでも。 数百人に性的虐待した極悪神父や、隠蔽していた教会のお偉いさんたちをなぜ登場させなかったのだろう。 最後にそいつらが逮捕されたり糾弾されるシーンでも描いたら、気分爽快だったのに。 神父だから気をつかったのだろうか。 とりあえず、「映画」と「再現ドラマ」の違いを考える上で、参考になる映画。 【ネギ寿司】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2017-03-02 00:58:35)(良:1票)
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