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《ネタバレ》 最近はホラーで突出した作品が少ない印象だったが「死霊館」で感心したので同監督の今作を期待して観た。
夫の写真が無いというところから異様な雰囲気。昼間でも霊が走り回ったりなかなか良い感じだ。ゾクッっとくるシーンも何箇所かあるしドラマも丁寧な方で好感が持てた。大筋はすでに指摘されてる方もおられるが、なるほど「ポルターガイスト」だ。霊能力者たちの協力を拒んだ後息子が描いた壁に貼られた絵を観て翻すシーンは怖くもあるが心の動きが台詞なしできちんと描かれていて良いシーンだと思う。終盤、霊と格闘し始めるところはちょっと笑ってしまうが、あのダークファンタジー的世界観はこの作品の毛色から外れてるとも思わないしすんなり受け入れてしまった。 展開が予想できない作品ではないし既視感もあるのだが作りが上手いので楽しめる。音で怖がらせるタイプの映画であることがちと気になるが…。まああのラストを見せられたら続編を観ない訳にはいかないな。全然関係ないがバーバラ・ハーシーで霊的な映画ということで「エンティティー 霊体」が頭に浮かんできた。もう地上波では放送できないだろうなあ。 【⑨】さん [インターネット(字幕)] 7点(2016-08-22 02:44:03)(良:1票)
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