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Vフォー・ヴェンデッタ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 Vフォー・ヴェンデッタ
製作国米,独,英
上映時間132分
劇場公開日 2006-04-22
ジャンルアクション,サスペンス,SF,政治もの,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 "V"は象徴である。
彼を演じるヒューゴ・ウィービングは最期まで素顔を明かすことはないし、
実は女性と匂わせる表現もあるが定かではない。
つまるところ、誰もが社会を変えられる"V"になれるということ。

もちろん"正義"のためなら非道行為を厭わないテロリストの側面を持ち、
自由と権利を手に入れることは各々が自覚し血を流すことだと言える。
数多くの犠牲を経て民主主義を手に入れた欧米の歴史そのものだ。

あの大爆発で強烈なカタルシスを感じたが、良い未来になるとも限らない。
権力者の言うことを受け入れて平穏に暮らしたいか、
抑圧を跳ね除けて閉塞感を打ち破りたいかは一人一人が決めること。

見たのはもう昔の話であるが、現在の社会情勢と大きく重なる。
侵攻を続けるロシア政府の姿勢を自国民がどう選択するのか。
そして日本も同調圧力に従うままどこかで諦めていて、緩やかに悪い方向に進みたいのかと。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 6点(2022-06-28 21:34:19)
その他情報
作品のレビュー数 128件
作品の平均点 6.25点
作品の点数分布
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232.34%
386.25%
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62418.75%
73628.12%
82116.41%
953.91%
1032.34%
作品の標準偏差 1.72
このレビューの偏差値 49.16
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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