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ナイロビの蜂 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ナイロビの蜂
製作国英,独
上映時間128分
劇場公開日 2006-05-13
ジャンルドラマ,サスペンス,ラブストーリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 原題を直訳すると「忠実な庭師」。つまりのほほんと暮らす我々のことである。アフリカで起こっている現実を変えようとしている情熱的な活動家の妻の理念は尊い。だが殺されて、汚名を着せられては職責的に重大な立場にある夫がやりきれない。危険な地だと分かっていて赴いて捕えられて殺される、その報道による心ないバッシングを目にする。自分たちに無関係なことに首を突っ込むメリットはどこにあるのか、むしろ迷惑被るだけ巻き込むなという残酷な結論だけど、グローバル経済で享受している豊かさを無意識に手にしている以上、どこかの途上国が犠牲になっても何も出来ないのだ。そのリスクを背負う覚悟も余裕もないから見て見ぬふりをする。ラブストーリー主体の前半の回想は退屈だが、夫が動き出してからの切れ味鋭い編集は流石メイレレスで、現実が足についている分、引き込まれてはいても自己犠牲に至るほどの説得力が足りなければ問題定義としては中途半端と言わざるを得ない。たとえ夫婦のしたことが最後に報われたとしても。
Cinecdockeさん [映画館(字幕)] 5点(2018-10-13 08:46:00)
その他情報
作品のレビュー数 91件
作品の平均点 6.22点
作品の点数分布
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211.10%
311.10%
488.79%
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62426.37%
72021.98%
899.89%
977.69%
1011.10%
作品の標準偏差 1.51
このレビューの偏差値 44.65
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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