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エコール のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 エコール
製作国ベルギー,仏,英
上映時間121分
劇場公開日 2006-11-04
ジャンルドラマ,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 棺で壁に囲まれた閉鎖的な女学院に拉致され、リボンの色で学年分けされた少女達が生活している。性を意識しない、幼くも妖艶な匂いを漂わせる肢体が背徳感を際立たせる。男に買われた少女や手紙を通じて脱走する少女のエピソードを見ても、明るい未来ではないのは確かで、変態男の性欲の捌け口として搾取される少女の儚さを表現したかったのだろう。おフランスらしい独創的でミステリアスな世界観だが、むしろ少女達の顔の濃さが気になって、エロスや性的興奮を一切感じないどころか、ギャラリーの前でバレエを披露する場面では「もう好き勝手にやってくれ」と思った。溢れ出る噴水は、初潮や性衝動の比喩くらい分かるし、それを描いたところで「だから何?」としか思えない。どうやら自分は真性のロリコンではないようだ。つまり惹き付けられる世界観としてはまだ足りないということ。外の世界は一切描かなかった方がスマートだった。マリオン・コティニャールが出演していたのはちょっと衝撃。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 4点(2015-02-18 21:26:32)
その他情報
作品のレビュー数 23件
作品の平均点 5.35点
作品の点数分布
014.35%
100.00%
228.70%
328.70%
4313.04%
5521.74%
614.35%
7417.39%
8313.04%
928.70%
1000.00%
作品の標準偏差 2.35
このレビューの偏差値 47.56
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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