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河童のクゥと夏休み のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 河童のクゥと夏休み
製作国
上映時間138分
劇場公開日 2007-07-28
ジャンルドラマ,ファンタジー,アニメ,ファミリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 家族向けに作られても、比較的シビアな描写も少なくないため上級生からだろう。長い時を経て目覚めた河童と少年の交流を描いたファンタジーと、人間社会の醜さを描いた現実が地続きで、クレしんの主人公が大人の世界に半分片足を入れたようなセルフパロディ感があり。ところが、中盤マスコミから狙われているのに、クゥを撮影したビデオを見せたら行動がエスカレートするのは誰も想像できるはず。問題提起を意識するあまり、無理矢理悲劇と泣かせに突き進むあざとさには辟易してしまう。それでも、その醜い社会に一度絶望しながらも折り合いを付けて、少年もクゥも前に進んで生きることを選んだあたり、『オトナ帝国』から『カラフル』まで原監督らしいテイストが一貫しているように見えた。「目先の問題だけを見て、足元にあるささやかな幸せを何故見ようとしないのだろうか」と。一度別れても、いつか再会できると信じてやまない。
Cinecdockeさん [映画館(邦画)] 7点(2018-06-01 19:44:12)
その他情報
作品のレビュー数 49件
作品の平均点 6.65点
作品の点数分布
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112.04%
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324.08%
436.12%
536.12%
61122.45%
71326.53%
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936.12%
1024.08%
作品の標準偏差 1.77
このレビューの偏差値 51.11
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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