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ラスト、コーション のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ラスト、コーション
製作国中,米,台湾,香
上映時間158分
劇場公開日 2008-02-02
ジャンルドラマ,サスペンス,戦争もの,ロマンス,小説の映画化,スパイもの
レビュー情報
《ネタバレ》 冒頭、麻雀に興じる女たちに象徴されるように、相手の心を如何に探り、撫で操るか。孤独と空虚を抱えた男は娘の肉体を求める。娘はそこから心を開かせて破滅へ導く。ところが愛してもいないのに、「逃げて」と言ってしまったのだろう。彼女もまた肉欲に耽るうちに、その孤独に共鳴してしまったのか。いつか訪れる終わりを拒絶した娘には、復讐が形だけのものであることに気付きながら意思が揺らいでしまい、成功後の虚無感を受け入れる覚悟はなかった。ごっこ遊びの域から出られなかった彼女ら活動家は死に、敗戦濃厚な日本を前にした男にも破滅が待っている。「肉欲を戒めよ」。ひとときの愉しみを求めてしまったために、胡蝶の夢のようにただただ虚しかった。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 6点(2018-04-23 19:17:38)
その他情報
作品のレビュー数 52件
作品の平均点 7.19点
作品の点数分布
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61325.00%
71325.00%
81426.92%
9611.54%
1023.85%
作品の標準偏差 1.30
このレビューの偏差値 42.96
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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