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そして、私たちは愛に帰る のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 そして、私たちは愛に帰る
製作国独,トルコ,伊
上映時間122分
劇場公開日 2008-12-27
ジャンルドラマ
レビュー情報
《ネタバレ》 親子3組の愛の物語が個別に交錯する『アモーレス・ぺロス』を彷彿とさせる構成。互いに異国で死んだ二人の女性が交差するように祖国に移送されるショットが印象的。娘の遺志を継いだ母を演じたハンナ・シグラの存在感が圧巻で、死のきっかけを作った娘の友人を助けるなんて日本では絶対に出来ない。そういう宗教的な土壌の違いもあるのだろう。トルコ系ドイツ人監督のファティ・アキンは、移民問題の亀裂を見つめながらも死によって生まれた微かな愛と希望を提示する。もっとも、今のシリア難民問題を見るに、何でもかんでも純ドイツ人から寛容さと愛で受け止めよ、ってある意味で都合良すぎはしませんかね? 脚本は巧いが、そういう裏読みを感じてしまう。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 6点(2015-12-14 19:16:05)
その他情報
作品のレビュー数 11件
作品の平均点 7.36点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.98
このレビューの偏差値 35.78
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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