Menu
 > 作品
 > フ行
 > フローズン・リバー
 > Cinecdockeさんのレビュー
フローズン・リバー のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 フローズン・リバー
製作国
上映時間97分
劇場公開日 2010-01-30
ジャンルドラマ,サスペンス
レビュー情報
《ネタバレ》 非常に低予算の映画だ。だからこそ、荒涼とした土地に並ぶトレーラーハウスと、寒さと貧困に疲れ果てた低所得層の姿がリアリティを生む。最初は対立していた二人が、一度捨ててしまった赤子を救ったことから、母親しての連帯感が生まれる過程と、不法入国の斡旋による「見つかるかもしれない」というサスペンスが共鳴する。凍った川を隔てる現実と希望がいつかは氷解し、絶体絶命に陥った時、男勝りでタフなメリッサ・レオの決断は、彼女たちの家庭に春が訪れるのだろうか。疲弊していくアメリカの現状を低い目線で捉え、他人事ではいられなくなる。たとえ社会から見捨てられても、悩んでいる暇もなく、彼女たちは逞しく生きていく。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 6点(2018-03-02 18:20:43)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 40件
作品の平均点 6.72点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
312.50%
412.50%
5512.50%
61127.50%
7717.50%
81332.50%
925.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.36
このレビューの偏差値 46.08
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
フローズン・リバーのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS