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《ネタバレ》 アタマ使ってる?
公開当時のキャッチコピー通り、登場人物の多さに2つのストーリーが複雑に絡み合う犯罪群像劇。 初めて見た時はチンプンカンプン、忘れた頃に見た時もチンプンカンプン。 でも、最後は広げた風呂敷を綺麗に畳んでくれる。 当時のガイ・リッチーの才覚と、前作を見て低いギャラで出演を熱望したブラッド・ピットの彗眼による賜物と言える。 群像劇のため、明確な主役は存在しない。 いるとしたらターキッシュ役のジェイソン・ステイサムで、後の人気アクション俳優とは程遠い受け身な出で立ちは貴重だ。 むしろブラッド・ピットがクライマックスでは完全に主役であり、 パンチ力だけではない頭のキレの良さで仲間と共に裏ボクシングの元締めに報復を行い、 自分に賭けた大金を得て颯爽と去っていくさまはカッコ良かった。 あとはベニチオ・デル・トロの無駄遣い。 常に曇天模様のイギリスに生活感のある薄汚さたっぷりの裏社会とスタイリッシュな演出がマッチしていた。 【Cinecdocke】さん [インターネット(字幕)] 7点(2025-04-19 21:24:18)
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