Menu
 > 作品
 > カ行
 > 神々と男たち
 > Cinecdockeさんのレビュー
神々と男たち のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 神々と男たち
製作国
上映時間122分
劇場公開日 2011-03-05
ジャンルドラマ,実話もの
レビュー情報
《ネタバレ》 信仰のために修道院に残るか、生命優先で帰国するか。宗教とは無縁の生活を送る人には理解が難しい。アルジェリアがかつてフランスの植民地であることも複雑さに拍車がかかる。宗教の垣根を越えて村人と交流し、行かないでと懇願されるほどに信頼されているが、果たして殉教してまでの価値があったのだろうか。歴史上、植民地化とキリスト教は切っても切れない関係のため、崇高な理念でも利己的な選択でしかない。そう、医師団やジャーナリストが人質に取られ、バッシングされる空気が日本では根強いように、むしろ社会的影響として失うことの方が大きいのだから。厳粛な空気の中、淡々と綴られていく葛藤の日々で、"白鳥の湖"をバックに、最後の晩餐を彷彿とさせるショットが胸を打つ。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 5点(2018-01-15 23:13:42)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 5.80点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
3120.00%
400.00%
5120.00%
600.00%
7360.00%
800.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.60
このレビューの偏差値 46.88
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
神々と男たちのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS