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KANO 1931海の向こうの甲子園 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 KANO 1931海の向こうの甲子園
製作国台湾
上映時間185分
劇場公開日 2015-01-24
ジャンルドラマ,スポーツもの,スポコンもの,青春もの,歴史もの,実話もの
レビュー情報
《ネタバレ》 サイドストーリーや回想形式が上手く機能しているとは思えないし、一部を除く選手全員を描き切っているとは言えない。字幕を付けなければ聞き取り辛い日本語があったりと、全体で見れば完成度は高いとは言い難い。しかし、人種や歴史的背景を超えて、甲子園に向かってひたむきに走る彼らの姿にのめり込み、気付けば3時間の長尺を忘れるくらい、ギャラリーと気持ちが一体になった高揚感は巨大なスクリーンでしか体験できなかっただろう。負け試合だとは分かっていても、最後まで諦めず全力を尽くす選手たちに、「せめて1点だけでも」と願っている自分がいた。戦前の日本統治を肯定する内容ではなく、分け隔てのない英雄たちのロマンを描いた製作陣に敬意を称したい。前作の『海角七号』『セデック・バレ』も見たくなった。
Cinecdockeさん [映画館(字幕)] 8点(2015-02-01 13:21:12)
その他情報
作品のレビュー数 24件
作品の平均点 6.92点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.61
このレビューの偏差値 54.20
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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