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海難1890 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 海難1890
製作国日,トルコ
上映時間132分
劇場公開日 2015-12-05
ジャンルドラマ,戦争もの,歴史もの,実話もの
レビュー情報
《ネタバレ》 トルコとの合作だけあって比較的お金が掛かっており、邦画特有のチープさは何とか避けられている。作りは感傷的で臭みを感じるが、台湾映画の『KANO』も似たようなものなので伏せておこう。ただ、1890年のエルトゥールル号と1985年のテヘラン脱出劇との繋がりが希薄で、前半のエピソードで多く割いている分、後半の別ジャンルを見ている唐突さが否めない(『アルゴ』を意識?)。トルコ大使館員の説得でこれだけ動かせるには説明不足というか、エルトゥールル号の件がなくても事が進みそう。もし、輪廻転生を匂わせるなら同時進行で描くエンタメに徹するか、事実を重んじ、エルトゥールル号のみに絞ってドライに描くべきかと。これはどちらも描き方が中途半端だから煮え切れない印象が否めない。『KANO』のように作り手の本気が感じられたら違っていたかも。
Cinecdockeさん [映画館(邦画)] 6点(2015-12-14 21:08:10)
その他情報
作品のレビュー数 13件
作品の平均点 6.23点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.62
このレビューの偏差値 49.13
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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