Menu
 > 作品
 > ア行
 > ある天文学者の恋文
 > Cinecdockeさんのレビュー
ある天文学者の恋文 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ある天文学者の恋文
製作国
上映時間122分
劇場公開日 2016-09-22
ジャンルドラマ,ミステリー,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 トルナトーレは『ニュー・シネマ・パラダイス』『海の上のピアニスト』くらいしか見ていなかった。父娘ほどの年の差遠距離恋愛ものかと思いきや、まさかの教授死亡。その後、彼女の行動を見透かすかのようにビデオレターが次々と封筒で送られてくる・・・。どういうどんでん返しがあるのか引っ張られるわけだが、良く言えば恋人を失った若い女性の自立物語、悪く言えば回りくどいオッサンの妄想垂れ流しである。しかも不倫で秘密裏に彼女の過去を探っていたのだから尚更。彼女を立ち直らせたいのであれば、聖域に立ち入らず、弁護士に遺品等を預けて潔く身を引くべきなのに、これでは映画にはならないから、結局気持ち悪い展開をダラダラ続けていくことになる。女はそこに疑問すら感じない都合の良い人形のよう。監督の"素敵な恋愛"、昔ならともかくいくらなんでも時代遅れとしか言いようがない。温故知新というものを失い、自分自身に酔っているようだった。
Cinecdockeさん [地上波(字幕)] 4点(2020-04-16 00:06:12)
その他情報
作品のレビュー数 10件
作品の平均点 4.00点
作品の点数分布
000.00%
1110.00%
2110.00%
3110.00%
4440.00%
500.00%
6330.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.61
このレビューの偏差値 50.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
ある天文学者の恋文のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS