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リリイ・シュシュのすべて のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 リリイ・シュシュのすべて
製作国
上映時間146分
劇場公開日 2001-10-06
ジャンルドラマ,犯罪もの,青春もの,音楽もの,小説の映画化,ネットもの
レビュー情報
ケータイ小説を彷彿とさせる、中二病観念的残酷青春映画。負のエネルギーが充満する要素が中学生たちに重くのしかかり、美しい田園地帯が残酷さを際立たせる。自分にはリリイ・シュシュはいなかったが、生き甲斐と言えるもの、居場所があったから、自殺したくてもそこから免れた。映画に幸せや救いを求めるのなら見ない方が良いだろう。現在の中学生はこれ以上に残酷で虚無感に満ち溢れた、救いのない世界を生きている。理解できない、融通が利かないから目を背けるしかない。そういう無責任を監督は観客に突き付けたかったのではないか。「じゃあどうすればいいの? 答えをすぐ映画に求めるなよ」みたいな禅問答。私もまたそこから目を背けた傍観者だ。悲しくて救いがなくても、死が救いという場合もある。沖縄編は冗長でいらない。
Cinecdockeさん [DVD(邦画)] 4点(2018-07-24 21:34:32)
その他情報
作品のレビュー数 223件
作品の平均点 6.13点
作品の点数分布
094.04%
162.69%
2135.83%
32310.31%
4146.28%
5229.87%
62913.00%
7229.87%
82712.11%
92511.21%
103314.80%
作品の標準偏差 2.88
このレビューの偏差値 47.43
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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