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ボウリング・フォー・コロンバイン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ボウリング・フォー・コロンバイン
製作国米,カナダ,独
上映時間120分
劇場公開日 2003-01-25
ジャンルドキュメンタリー,犯罪もの,青春もの,学園もの
レビュー情報
《ネタバレ》 堅苦しいドキュメンタリーを分かりやすくエンタメとして訴えかけたマイケル・ムーアの功績は大きい。悪く言えば、その巧みな編集でデメリットを写さず、日本のマスメディアみたいに偏った方向に誘導される危険性はあるが、銃社会アメリカの異常性を取り上げた点は支持したい。最後のチャールストン・ヘストンのアポなしインタビューに関してはやり過ぎな気はする。ニュースにならないくらい掃いて捨てるほどある悲劇を敵意剥き出しのまま問い詰めれば対応に困るし、銃を否定してもそれによる既得権益で支えられたアメリカが今更減産も規制もするはずがない。流通が行き渡った以上、強盗が銃を持って自宅に侵入したら、銃で対応せざるを得なくなる。世界の警察としてのメンツもあり、退くに退けないアメリカの泥沼っぷりが集約されていた、という意味では必要なシーンかもしれないが。いずれにしても、強力な武器も銃も民間レベルで流通されていない国は、まだマシと言えることくらいか。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 7点(2015-09-01 19:25:53)
その他情報
作品のレビュー数 319件
作品の平均点 7.18点
作品の点数分布
010.31%
120.63%
230.94%
341.25%
4123.76%
5257.84%
64815.05%
78125.39%
87423.20%
94112.85%
10288.78%
作品の標準偏差 1.77
このレビューの偏差値 49.44
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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