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天使の涙 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 天使の涙
製作国
上映時間100分
劇場公開日 1996-06-29
ジャンルラブストーリー
レビュー情報
《ネタバレ》 『恋する惑星』で描き切れなかったエピソードを一本の映画にした姉妹編らしく、前作を見ていると楽しめる要素はある。カッコつけて中ニ病臭さがあるのに違和感なく香港の空気を的確に捉えるオリジナリティは健在で、ポップだけどどこか閉塞的で退廃に満ちている。そう、描かれる物語は人はバンバンと死ぬし、かと思えば口の利けない青年がコメディリリーフを請け負ったりする極端さなのだ。5人の男女が織りなす群像劇のため、中身はそれほどなくても他の作品と比べれば退屈ではない。足を洗おうとする殺し屋と別れる際に腕を噛む女に、ビデオに撮っていた父を亡くし大人になることを悟る青年の、そんなエピソードが印象に残る。別れても誰かに覚えて貰いたい切なさ。"Only You"をバックに、ハイウェイでバイクで流すラストにただただしびれた。
Cinecdockeさん [インターネット(字幕)] 6点(2018-01-01 22:32:19)
その他情報
作品のレビュー数 58件
作品の平均点 7.38点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
211.72%
300.00%
411.72%
546.90%
61017.24%
71525.86%
81220.69%
9915.52%
10610.34%
作品の標準偏差 1.63
このレビューの偏差値 44.79
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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