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カリートの道 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 カリートの道
製作国
上映時間144分
劇場公開日 1994-04-23
ジャンルアクション,ドラマ,シリーズもの,犯罪もの,ヤクザ・マフィア,小説の映画化,バイオレンス
レビュー情報
《ネタバレ》 「スカーフェイス」(1983年)の10年後に製作された本作は、作品自体が「スカーフェイス」が10歳年を取ったような映画となっている。なんとなく「スカーフェイス」から毒気を抜きとり、角を全て取って丸くしたようなマイルドさがあるのだ。アルパチーノ演じるカリートはベテランのマフィアだが、その世界から足を洗い、愛する人との平穏な第二の人生を夢見る男。このカリートがとにかく良い奴で、つい応援したくなってしまう。冒頭から、最早あまり女性にも興味が無いような態度が描かれていたり、とにかく「これからは真っ当に生きていこう」とする真面目な(?)姿勢が描かれる。自分自身を曲げないところなどの共通点はあるものの、これはトニーモンタナからギラギラした要素を全て抜いたような男である。デパルマの演出はまさに円熟の域に達している。また、全体的にクスッと笑えるようなコミカルな演出が意図的にされているのも特徴だろう。「大人のためのマフィア映画」といった趣があり、また上質な映画が持つ独特な時間軸を有している。
rain on meさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2017-09-28 08:42:04)
その他情報
作品のレビュー数 213件
作品の平均点 7.78点
作品の点数分布
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210.47%
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441.88%
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62310.80%
74822.54%
85626.29%
94018.78%
103114.55%
作品の標準偏差 1.53
このレビューの偏差値 50.92
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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