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《ネタバレ》 ヒトラーが一瞬カッコイイではないですか。背が高過ぎのせい?(笑
でも、ズレてるし、ナンセンスだし、折れない一貫性は、コメディアンとして浸透。 大衆心理も揺さぶられ、あっちへ行ったりこっちへ行ったり。 愛国心と民族主義の波紋が広がり始めて、見ている側の不安をよそに ドイツ国民は、笑いながらも変化していく。ドキュメンタリ風の撮影も良い感じ。 それだけなら、タブーを突いた佳作でしたが、終盤の劇中劇のオチと、エンドロールでの タレントとしてのヒトラーへ手を振る市民、それを真っ直ぐ見つめるヒトラーの視線。 最後は恐怖映画のようなゾワゾワしたものが残る構成が素晴らしい。プラス2点! ヒトラーに傾倒しそうになる大衆へ問題提起の映画、といえばそうかもしれないが、 どこかヒトラーに期待してるヤバイ連中が喜んでいそうで、薄ら寒いものもある。 「笑うな! キケン!」 マジです。このコピーに1点。 【グルコサミンS】さん [DVD(字幕)] 9点(2017-02-05 09:50:33)
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