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これは評価が難しい映画でした。20代に一度観たはずですが殆ど忘却。
今回完全版を観ましたが、だいぶ印象が違うのは気のせいなのか、完全版のせいか。 でもまあ、物語の中心にあるものは同じですよね。戦争にどんな意味があるのか。 前線の生死の境界で正気は保てるのか。宗教や思想の違いがどれほどのものか。 派手な絵柄で話題になりながらも、後半のカーツ大佐との対峙シーンの雰囲気は 娯楽映画とは程遠い色調で、自分のような軽い観客はうたた寝状態。 今回は必死に試聴しましたが、ヤッパリ長過ぎ・・3時間半・・。 主役が、正気を失っていく感じは、充分こちらにも伝わります。勘弁して欲しいくらい。 でも終り方、こうでした?なにかカットされたような違和感。これならこれでOKですが。 総じて、後味の良い映画とは程遠く、かといって悲劇なのかというと違うような作品。 反戦映画というのもしっくりせず、いろいろ考えさせられるところが売りなのかな。 一度はちゃんと観たほうがいいと言われて観ましたが、次の人に勧めるかというと、無いな・・。 戦争映画の名作の中でもヘビー級の作品。感動と言うより動揺。そして疲労感。 若いハリソンフォード、デニスホッパーはすぐ判りますが、ロバートデュバルは 言われて観ても解りませんでした。そこが見所。 【グルコサミンS】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-04-07 23:02:33)
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