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マーニー のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 マーニー
製作国
上映時間129分
劇場公開日 1964-08-08
ジャンルサスペンス,犯罪もの,ミステリー,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 トラウマによって失われた記憶という今となってはありふれた、サスペンスにとって便利で、かつ似たりよったりな展開を招きやすい要素が核になっている
幼少時の秘密を結末に据えたことでそれまでのマーニーの性への拒絶反応を理解・納得するのだ。このお話はそれでおしまい。が、それでいいのかという気もする
赤い色、睡眠中、雷、ノックを三回などのかすかな記憶がトラウマを呼び覚ます。これらはヒントのようなものだが
情報としてあまり価値がなく、謎解きの面白さに繋がらないのが残念なところ
精神カウンセリングなど劇中に触れてはいるが、失われた記憶さえ取り戻せば、万事が解決とはなかなかならないだろう。むしろこれからが大変だ
観客にとってはその後のことなどどうでもいいだろうということなのだ。この話は、マーニーがなぜあるのか、美人なのに盗みを働き、男を受け付けない
その癖のような扱いの難しさがなぜなのかという人物像の分析が興味の全てであった。一般的には、楽しみ難い作品といえよう。
うまシネマさん [ブルーレイ(吹替)] 4点(2019-09-27 11:31:14)
その他情報
作品のレビュー数 43件
作品の平均点 5.51点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
224.65%
336.98%
424.65%
51432.56%
61330.23%
7511.63%
836.98%
912.33%
1000.00%
作品の標準偏差 1.50
このレビューの偏差値 43.28
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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