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《ネタバレ》 大きな枠としてはミステリーであるが、推理マニアが楽しめるような内容にはなってない
というのも犯人は最初からシャロン・ストーン演ずるキャサリン・トラメルであることを映画が隠そうともしていないからである キャサリン以外の人物が次々犯人かのように疑われているが、それはマイケル・ダグラス演ずるニック・カラン刑事の願望に過ぎない 最終的に愛人のエリザベスを犯人として射殺したのは、カランが潜在的にそうしたくなっていたからだ すなわち、キャサリンを犯人にしなくてすむ方法が欲しかったところに、得意の<早撃ち>で解決できるチャンスが向こうからやってきたのだ 自らの手で愛人を射殺した後、すべての証拠がガッチリと固められてキャサリンが無罪放免になったとき、彼はすべてを悟ったはずだ ところでエリザベスが、銃を構えて警告している<早撃ち>の刑事を前にポケットに自ら手を突っ込んで、握っていたのはキーホルダーというのはしょうもなくて笑う 【うまシネマ】さん [DVD(吹替)] 5点(2025-01-28 16:26:52)
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