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知りすぎていた男 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 知りすぎていた男
製作国
上映時間120分
劇場公開日 1956-07-26
ジャンルサスペンス,ミステリー,リメイク
レビュー情報
《ネタバレ》 ケ・セラ・セラ~ ドリス・デイの歌声で癒されてしまう。これはこちらの弱点を突かれた
モロッコから始まるのもいい感じだなあ。行ったことない場所だし生まれてもいない時代なのに懐かしい。
これらのおかげで導入部がちっとも長く感じなかった、しかし・・事件が起こったあたりからちょっとだけ雲行きが怪しくなってくる
ベルナールさんの死に方。警察に追われている現地風の男がいて、その男を同じ格好の男が割り込んできて刺殺した。刺されたのはベルナールが扮装した姿だった。
あんたなにやってんの?同じかっこで大使派の会合かなんかに紛れ込んで首相暗殺の情報を手に入れたけどドジ踏んでばれちゃったの?
ドレイトン夫妻を追っていたんじゃなかったの?
くだらん突っ込みをいちいち入れるべきでないとの声もあろうが、こういう映画の主人公は自ら危地に飛び込んでいったわけではなく、
いずれも状況に押し流されて立ち回るのであるからして、状況造りを忽(ゆるが)せにされては物語の根拠が消滅しかねない
ロンドンへ飛んでからのマッケンナの行動にも頭を抱えた。アンブローズ・チャペルの取違えミスリードは無理があると思う。
しかし、クライマックスはドリス・デイの歌唱にまたこちらの弱点をつかれてしまう。ずるいぞ。
主人公のベンという医者は、犯人なら殺してもかまわないという人物。今回医者としての活躍は、妻に鎮静剤を飲ませる仕事と死亡確認。
ああ、患者に聞かれる心配のない旅先で非道鬼畜トークして盛り上がってもいたな、そういえば。
そのための設定だとしたらヒッチコックは医者になにか恨みがあるのかもしれないな。
そしてなんだこの終わり方。
うまシネマさん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2019-08-30 04:21:25)
その他情報
作品のレビュー数 97件
作品の平均点 6.42点
作品の点数分布
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222.06%
333.09%
477.22%
51515.46%
61818.56%
72626.80%
81717.53%
999.28%
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作品の標準偏差 1.64
このレビューの偏差値 48.42
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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