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《ネタバレ》 ストーリー、キャラクター、テーマ、キャスト、映像…映画を構成する全ての要素で満点を叩き出す面白さの塊のような究極の映画。ターミネーター2を観てない人間とはまともに会話出来ないとすら思っている。逆に観ている人とはダイソンのハッハッハッハッ…とかT-1000型がトラックのフロントガラスを叩き割るシーンとか、そんな何でもないシーンでもそれぞれ小一時間はイケる程「語れる」映画だ。この映画はどんなにスゴイ技術も所詮道具に過ぎないということを教えてくれる。いまだに色褪せることのない映像はたしかにスゴイんだけど、それは魅せ方だったり使い方が抜群にうまいからであって、それだけではこれ程に完璧な作品は生まれない。細っこいのに何をされても無表情で圧倒的な恐怖を与えるロバート・パトリックや、今一度伝説のサラ・コナーを演じるために入れ込みまくってバッキバキに仕上げてきたリンダ・ハミルトン等キャストの本気度とか、革命を起こしてやろうっていう気持ちがダダ漏れのスタッフの熱意がビッシビシと画面から伝わってくる。これが満点じゃなきゃ何が満点なんだ!アスタラビスタ・ベイビー!
【けんじマン】さん [地上波(吹替)] 10点(2016-08-05 19:11:04)
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